和解協議を打ち切り=原告団、国の修正案拒否

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2007/12/20-13:37 和解協議を打ち切り=原告団、国の修正案拒否-厚労相、全員救済を強調・肝炎訴訟
 薬害C型肝炎訴訟の原告・弁護団は20日午前、厚生労働省で記者会見し、大阪高裁の和解骨子案に基づく和解協議をめぐり、舛添要一厚生労働相が同日提示した国側の修正案について、被害者の全員一律救済の主張が受け入れられなかったとして、同日付で現在の和解協議打ち切りを表明した。
 原告側が国側の修正案を拒否したことで、和解協議は決裂が確実となった。原告側は21日にも、大阪高裁に国の修正案を拒否する考えを伝える。
 原告側に先立ち、同省で会見した厚労相は冒頭、「被害者に心からおわびします」を頭を下げて謝罪の上、国側の修正案を説明した。
 修正案は、救済対象を原告と未提訴者合わせて1000人程度と骨子案の内容から拡大。東京地裁判決の基準で認められた期間外の原告や未提訴者に対しても、原告側が設立する財団を通じて支払う活動支援金の額を、骨子案段階の約8億円から約30億円に増額した。
 対象範囲は、原告側が現在の原告約200人に、未提訴の薬害被害者が約800人いるとみていることを踏まえた。
 厚労相は「直接、間接的に事実上全員救済するもの」と強調。しかし、「高裁の骨子案と矛盾する内容での和解はできない」と述べた。
 これに対し、原告側は一律救済ではなく線引きと判断。弁護団代表の鈴木利広弁護士は「政治決断はあいまいなもの。本日をもって、今回の活動を終結する。原告団は各地に戻ることを確認した」と事実上の決裂を宣言した。
 全国原告団代表の山口美智子さん(51)も「わたしたち薬害被害者は線引きされ、切り捨てられた」と述べた。

非常に残念でならないですよね。

やっぱり舛添さんはこういう期待に答えてくれるだろうってことで、

福田内閣の顔といってもいい存在だったと思います。

年金問題でもリーダーシップを発揮して解決に向かってくれると思ってた。

ただここに来て3月までには終わらないと。

さらに今回の線引き修正案。

舛添さんは国民の側に立ってなきゃいけない人でしょう!?

やっぱり周りの声に流されてしまうんでしょうか?

やっぱりこれだけ周囲からいろいろ言われる中で、

自分の信念を強く持つのは難しいんでしょう。

でも、強く持ち続けられる人に国会議員になって欲しいと願っています。