いよいよ解散?

2008/06/15-20:42 臨時国会の召集に応じぬ=民主・鳩山氏
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は15日、NHKなどの番組に出演し、福田康夫首相が8月下旬の召集に意欲を示している次期臨時国会に関し「(参院で問責された)福田政権が(退陣することなく)臨時国会を開こうという話であれば、すぐに『分かりました』という話にはならない」と述べ、応じられないとの考えを示した。
 また、鳩山氏は、山口市で講演し、首相に対し「7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で議長国としての大任を果たした直後にお辞めいただくか、解散・総選挙(をすべきだ)」と求めた。

ついに問責決議が出ましたね。

参議院による閣僚に対する責任を問う決議で、

法的拘束力はないとされています。

法的拘束力はなくても国会はそれで混乱してしまうわけだから

結局辞任に追い込まれるというような話もあるようですが、

実際にはどうでしょうかね。

以前額賀福志郎氏が問責されたときは辞任になりましたが、

今回は衆議院の方で信任決議をして対抗するみたいな話もあるようです。

そこまできたら結局数の論理だけで、

何を国民にアピールしたいのかさっぱり伝わってこないですね。

じゃあどうするかっていっても

これはどうにもならんと。

問題なくやり過ごすにはあまり派手な政策は採らないっていうことになっちゃうんでしょうか。

それも違うでしょうな。

結局何が問題なのかっていうと、多数決ってのは所詮その程度でしかないと。

つまり多数決っていうのはそれほどいい方法ではないということです。

それは選挙においても国会においても。

国会議員は公務員なのにある利益を追求していく特殊な職業なんですよ。

ある利益っていうのは政権の獲得のこと。

結局それを目指してる限りは民意を完全に反映させたりっていうのは無理なんでしょうな。

だって結局それは数集めでしかないから。