福田さんの辞任という電撃ニュースがありましたが、
今回の辞任に関して日本人の意識というかなんというか・・・
そんな感じのことを考えてました。
福田さんがこのわけのわからんタイミングでぱっとやめたのに対し、
なかなかしぶとく長の椅子にしがみついているのが北の湖理事長。
相撲界もいろいろ問題が続発してますからやめるタイミングはいくらでもあったはずですが
まだこの期に及んでもまだやめてないと。
ただ、日本の感覚だとすぐ辞任ということになるんでしょうが、
海外ではちょっと違うのではと思ったわけです。
欧米の国々見てもこんなにトップがころころ替わる国はないと。
大統領やら首相が次々変わる国なんてあんまり見ないですよね。
よくよく考えたらそんなころころ変わられても困るし、
そんな簡単にやめられても、何なのよって感じですよね。
学級委員だってそんな簡単にやめたりしませんよ。
どうも日本人は責任ということに対する意識が低いというか、間違っているというか。
何か間違いを犯したとか、批判を受けるような事態に陥ってしまったとき、
失敗したんで辞めますということが責任を取るということなのか。
それは批判の対象となることから逃げているだけなんじゃないのか。
失敗したらそれを取り返すべくがんばってくださいよ。
そんな責任感がないんなら最初っからトップの座なんかに座らないでくださいよ。
ってね。
だから北の湖理事長はあながち間違っていないのかもしれないと。
もし今あの力士二人がクロだったとしても、相撲界の伝統を踏みにじってしまったとしても
それを取り返すような方法を考えてくださいと。
間違いは仕方がない。
でもそれを取り返せたら本当にトップとしてふさわしい人になれるんじゃないかな。
ってなことを今の自分と比べて考えたりしてさ。