パナソニックが31日発表した2012年4~6月期の連結決算(米国会計基準)は最終損益が128億円の黒字(前年同期は303億円の赤字)だった。国内の映像関連機器が需要低迷で落ち込み、全体の減収は避けられなかったが、固定費圧縮や構造改革の取り組みが寄与し、利益面では改善した。
四半期ベースの黒字転換は2010年10~12月期以来、6四半期ぶり。記者会見した河井英明常務は黒字転換を「経営体質強化の成果」と総括した。薄型テレビやパネル事業の現状も「順調に(収益は)改善してきている」との認識を示した。
売上高は前年同期比6%減の1兆8144億円だった。前年同期は地上デジタル放送移行に伴う駆け込み需要が支えた薄型テレビやブルーレイ・ディスク(BD)レコーダーが反動減で落ち込んだ。半面、東日本大震災からの回復でカーオーディオやカーナビゲーションシステムなど自動車関連は売り上げを伸ばした。地域別では日本、欧州、アジア、中国の各地域で前年同期を割り込んだ。
営業利益は6.9倍の386億円。薄型テレビ関連で原価の見直しや構造改革の取り組みが寄与し、大幅に改善した。
2013年3月期の連結業績見通しは据え置いた。「不透明感が強く、慎重にみている」(河井常務)という。
NECが4-6の決算で赤字を脱出できないところを見ると、
2008年くらいから力を入れている
パナソニックの固定費圧縮も
大分効果が出ているのかなとも思います。
また今秋から本部人員の大規模な配置転換を
行うとうわさされていますので、
三洋買収も含めて大きく膨れ上がった構造を
どれだけスリム化できるかが非常に期待されるところですね。
しかしNECは厳しいなぁ。
前いた会社でNECといろいろ仕事をすることが多かったので
何とか頑張ってほしいなぁと思います。。。
まぁなかなか変な会社だなぁとは思いましたが。
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