http://mainichi.jp/select/news/20130326k0000m010065000c.html
法律をちょっとでもかじったことがあれば、
この「1票の格差」の問題は一度は目に触れたことがあると思いますが、
選挙区によって1票の重さが違うことが
選挙の大原則である「平等の原則」に反するというはなしです。
今までの国政選挙の後、
いくつか「違憲状態である」という最高裁判例が出され、
選挙区・選挙制度の是正を促す判決が出てきたわけですが、
結局は政治的な判断は裁判所の判決にはなじまないため
積極的な結論は出せずにいたわけです。
今回高裁判決ですが、「選挙の無効」という判決が出たことは
今後の裁判所と選挙というか関わりにおいても大きな一歩であることは間違いありません。
ちょうど、先の衆院選のあと、相変わらずの「違憲状態」という判決が続いていたため、
この裁判は意味があるのだろうかと思ってみていたところで、
非常に驚いているというところです。
大学時代憲法専攻だったのでちょっと熱くなった一日でした。